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いろいろな腰痛の原因

いろいろな腰痛の原因

寒い時期になりますと腰痛が出やすくなります。
腰に痛みを感じるとどうしても腰に直接刺激したくなります。
ですが、腰だけが原因でないケースもあります。

腰痛につながる色々な原因を説明します。あてはまるものがあるかチェックしてみてください。

原因①、腰の問題

慢性腰痛やぎっくり腰のような急性腰痛、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが関わっている場合には、腰自体の原因の可能性をまずチェックします。

これらの原因は、筋肉の緊張や血行不良、怪我、組織の変形または損傷がおきています。

慢性腰痛は主に筋肉や血行不良によって起こり、ぎっくり腰は強い負荷や繰り返しの負荷に耐えれなくなり引き起こされます。

腰椎椎間板ヘルニアは椎間板組織の変形や損傷、腰部脊柱管狭窄症は神経の通り道である脊柱管が狭くなることが原因です。

腰の痛みが出ている場合には、まずこれらの原因が隠れていないかを確かめましょう。

病院にてレントゲンやMRIなどの画像診断を受けるのも必要です。

「手術は必要ない、様子を見よう、年齢のせいだね」と言われた方は整体を受けるのも視野に入れて良いと私は思っています。

原因②、内臓や血管の問題

整形外科で検査を受けても原因がわからない場合、内臓や血管の病気も確かめる必要があります。

この場合、腎臓の問題や尿管の尿路結石、腹部大動脈瘤や血管閉塞症・消化性潰瘍など、男性ですと前立腺がん、女性の方においては子宮筋腫や子宮がんの可能性も考えられます。

腰の痛みとは直接関係がないように思われますが、これらの原因によって腰に激しい痛みが生じるケースもあります。

このような原因がある場合には専門的な治療が必要不可欠となるため、早めに医療機関を受診しましょう。

原因③、心因性の問題

腰や内臓、血管に原因が見当たらないのに腰が痛む場合、「心因性腰痛」の可能性があります。

心因性腰痛とは、精神的なストレスが負担となって起こる腰痛のことで、医学的には「痛覚変調性疼痛」という正式名称があります。

骨や筋肉、神経に問題がないのに起こる痛みとして分類され、レントゲン検査やMRI検査でも特定できないことから、医療機関での治療が難しいという問題点があります。

また心因性腰痛は、市販薬や医療機関で処方される痛み止めで効果が期待できないことがあります。

うつ病患者さんに腰痛が多いのも関連があるともいわれています。

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